住宅ローンを申し込みできる年齢とはいつまでなのか
マイホームを購入する人の多くは30代後半から40代にかけての間に住宅ローンを借りて、正社員として働いて定年退職をするまでの間に毎月ローンの返済を完了するようなプランを立てています。ただし中には、40代後半や50代になってからマイホームの購入をしたいと考えている方もいるかもしれません。40代以降で初めてマイホームの購入をお考えの方は、住宅ローンの申し込みができる年齢や借り入れができる上限額を把握することが大切です。
金融機関ごとに多少の違いがありますが、一般的に住宅ローンの申込可能年齢は20歳以上65歳以下に設定されているケースが多いようです。そのため、理論上はリタイヤする直前の60歳前後の年齢であったとしても、金融会社の住宅ローンに申し込みをしてマイホームを購入することは可能です。ただし住宅ローンは借入金額が大きいので返済期間が長くなることが予想されるため、完済時年齢も審査対象とされるので注意が必要です。
年齢が50代・60台の方であったとしても、毎月の返済額を多めに設定したり退職金を充てるプランを設定するなどして完済時年齢を65歳以下にしておけば、ローン審査に通過する可能性があります。職業にもよりますが、正社員を定年退職した後に契約社員の形で再雇用してもらえる場合があり、一定の収入が見込まれるケースがあります。契約社員などの形で再雇用されることが見込まれるのであれば、住宅ローン審査に申し込みをする際に完済時年齢を65歳以上に設定することができるかもしれません。
申込可能年齢が20歳以上65歳以下と記されていたとしても、住宅ローンで借り入れができる金額は年齢・雇用形態・職業・年収・などの条件によって違います。住宅ローンが利用できるかどうかを簡易的に知りたい方は、銀行などの金融機関の公式サイトに設けられている住宅ローンシミュレーションを試してみることをおすすめします。住宅ローンシミュレーションで年齢・職業・年収などの条件を入力して送信すると、ローンで借りられる金額の上限額を知ることができます。自分の条件で住宅ローンで借りられるかどうかが不安な方は、金融機関に申し込みをする前に住宅ローンシミュレーションを試してみると良いでしょう。住宅ローンは本人に返済能力があれば40代を過ぎても借り入れができる可能性があるので、これからマイホームの購入をお考えの方は諦めずにチャレンジしてみることができます。

